前回(9月3日)の頼母木山登山で飯豊へはあと来年と考えていたが、連休にいてもたってもいられず飛び出した。天気予報では寒冷前線が近づいており、崩れそうな天気図ではあったが里の天気はまあまあ(後に稜線に出ると激変)。 
                前日に野球の保護者会があり、生ビールを5杯頂いてすこーし二日酔い気味も、三時半起床登山口のある山形県小国町の長者原へ向かう。一泊の予定でシュラフも加わり12キロの荷物、新品のリュックが破裂しそうだ。(°°;) 
                1時間半、愛車のクレスタを飛ばし登山口には5時50分着。 
                ここ長者原からは、「丸森尾根」「梶川尾根」「石転び沢」「大ぐら尾根」の4コースがある。 
                6時、丸森尾根を登る。 | 
            
            
                
                    
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                        尾根への取っ掛かり岩場の急坂が40分ほど続く。下山で通る場合は注意が必要。 
                        7時50分「夫婦清水」 
                        登山道のすぐ脇にあり、便利のいい清水である。朝食にしておにぎりにぱくつく。 | 
                     
                 
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                        10時30分(ここまで4時間30分)地神北峰 
                        ここから稜線となる。日本海から吹き付けるガスと、物凄い強風で真っ直ぐに歩けない。 | 
                     
                 
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                        11時 地神山山頂 
                        ガスは一段と強くなり展望は無理のようだ。 | 
                     
                 
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                        11時30分 扇の地紙(梶川尾根出合い) 
                        5時間かかって登ってきた新潟の女性単独さんと挨拶し、飯豊の話や日本平の話など30分ほど談笑する。 
                        彼女は今日日帰りで、来週の北アルプスのための足慣らしで登ってきたそうだ。 | 
                     
                 
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                        昭和63年11月6日 田辺康二26歳 合掌 
                        なんと慰霊碑の多いことか・・・ 
                        エネルギー補給はこまめに(おにぎりパクパク) | 
                     
                 
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                        お花畑はほぼ終わりになり、稜線の東側で「ヤマハハコ」の群生 | 
                     
                 
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                        12時20分 門内小屋 
                        現在、飯豊連峰の小屋は改築増築中のようである。 
                        御西小屋は先日竣工し、今日は混雑している模様。 
                        風が強く20分ほど避難する。 
                        今日の目標はここまでだったが、まだ時間があるので北股へ行くことにする。40分出発 | 
                     
                 
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                        門内岳山頂 
                        子供たちの活躍と家族友達の健康、仕事の繁栄を祈願 | 
                     
                 
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                        1時30分 北股岳山頂 
                        再び祈願 
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                        2時 梅花皮(かいらぎ)小屋 
                        しばらく北股を下り、ガスの中から突然姿を現す。 | 
                     
                 
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                        この先、3時間掛けて「御西小屋」まで行っても、混雑しているそうなので今回はここで泊まることにする。 
                        先客は二階に数名、一階には僕と後から到着した福島県郡山市から来たと言う女性5人組(二泊目)。 
                        管理人に宿泊料1500円を支払い、荷物を整理してコーヒーを飲みゆっくり休む。 
                        水場は小屋から20mの所にあり、冷たくていい水である。 
                        おもいおもいに夕食を取る、今夜の食事は味噌ラーメンと明日用を兼ねた五目御飯。 
                        一番美味しかったのは、女性から貰った「梨」笑 それはそうと女性達は賑やかなものだ。 
                        日も暮れた頃、ダイグラ尾根から登って本山を経由12時間かけた男性が到着した。 
                        それと、管理人に届いた情報では「石転び沢」を一人で登っている人がいるとのこと、 
                        この人はとうとう小屋へは来ず、この風雨の中ビバークしたものと思われる。 
                        5時30分に就寝、着替えてシュラフに入っても寒く、フローリングの固さも手伝い眠れない。 
                        女性5人と同部屋も初体験で、うとうとしていたら襲われる夢を見てしまった・・・ 
                        外は大嵐である。 | 
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                        女性のいびきを子守唄に眠れないまま朝を迎える。 
                        風雨は一層強まり全員様子を見ていたが、6時を過ぎた辺りからポツポツと出発し始める。 
                        6時30分出発 
                        7時40分 門内小屋避難 
                        8時10分 扇の地紙 梶川尾根を下る 
                        8時40分 梶川峰 
                        9時20分 五郎清水(補給せず) | 
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                        梶川尾根から、万年雪の「石転び沢」を望む。 
                        アイゼン、ピッケル必携で一番登山者が多いが、事故も多く一人では登る気になれない。 
                        9時40分 滝見場 
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                丸森尾根登山口6時→地神北峰11時→門内岳12時50分→北股岳1時30分→梅花皮小屋2時 
                一泊 
                梅花皮小屋6時30分発→8時10分扇の地紙→8時40分梶川峰→9時20分五郎清水→10時20分湯沢峰→11時30分下山 
                登り8時間 下り5時間 | 
            
            
                
                    
                        今回は気ままな予定外の登山でしたが、天気予報だけはしっかり見たほうがいいです。 
                        それでも益々夢が膨らむ飯豊登山となりました。今度は本当に来年かな〜 
                        登山口には「飯豊山荘」があり温泉も入れるのですが、着替えを忘れてパンツ一枚では・・・我慢して自宅へ直帰。 
                        今回の アルバムはこちら 
                         
                        ヘッポコ登山記録 | 
                     
                 
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