月山 登山記録 2010/7/7
山形県鶴岡市他 1984m 天候 曇り後晴れ
3人 S.K&T&A
梅雨のこの時期は、天候の様子を見るのが難しいですね。
当初「谷川岳」の予定でしたが、天気予報は「曇り」から「曇り後雨」に修正が入り、それじゃ近場の「二王子岳」にしましょうか・・・
でも、こちらの天気予報も「曇り」から「雨後曇り」に修正となりました。
アクセス時間を考え、少しでも梅雨前線から離れれば雨は回避出来るかなと相談した結果、山形県の「月山」に決定。
Aさんは、二日前に登ってきたばかりで、その時は雨だったけどとても良かったので「また行ってもいいよ案内します」と心強いお言葉(^^)

「月山」は、羽黒山・湯殿山と並び「出羽三山」の一つ、修験者の山・信仰の山です。
高山植物や夏スキーで有名で、百名山の一つになっています。
山頂には「月山神社」が祭られており、お祓いやお守りを授かる事が出来ます。

自宅 4時30分発
集合場所 5時

日東道から7号線で鶴岡へ、山形自動車道で湯殿山へ、112号線で月山へと到着です。
3時間の行程ですが、高速道路は全線無料区間となっていてとてもありがたかったですよ。

月山 8時10分

リフト搭乗8時20分
リフト下は、ニッコウキスゲ・ハクサンチドリが花盛りでした。

登山開始 8時30分

リフトを降りてすぐに雪渓が現れ、半袖では肌寒いくらいの中A&T先行で標高を上げます。
残雪が途切れるとそこは、チングルマ・イワカガミ・ウサギギク・ウスユキソウなどのお花畑です。

姥ケ岳 9時30分

姥ケ岳山頂は木道の上を周回できるようになっていて、一面の高山植物が広がっていました。
木道が終わると、今度は石畳の登山道となります。
登り始めのガスも途切れ、山頂が近づくに連れ青空が顔を出し、月山中腹の残雪と潅木(低木)の緑が映えます。
ずっと高山植物の花たちは途切れることがありません。

Tさんは、深夜勤務の疲れが残っているのか少し高山病気味、左足をつらせたり・・・
ゆっくり登りましょう。

延命地蔵 11時

この先は、浮石の登山道となり足元には注意して進みます。

月山山頂 11時15分

山頂には、珍しい「黒百合」が咲いています。
時期が少し過ぎてしまい、ほとんどが咲き終わり萎んでいましたが、二輪ほど可愛くもグロテスクな黒百合を見る事が出来ました。
三人で月山神社でお祓いを受け参拝祈願、二人は何を祈願したのかな〜
お守りを授かり、山頂小屋でお昼とします。
二人からの差し入れ、ミニトマト・パイン・きゅうり漬・いなり寿司は美味しかったです。
口には出しては言いませんが、これだけで今日ここへ来て良かったなんて思ってしまいましたよ。
塩分補給に 500円のカップヌードル、Aさんは 500円のなめこ汁、Tさんは100円のバイオトイレ・・(笑)
ここは食事は出るし宿泊も出来る様で、いつも登っている飯豊の非難小屋とは全く趣向が違います。
ただし、お財布は必要です。。。

下山開始 12時

登りの時には素通りした祠・地蔵様にお賽銭を上げ手を合わし、足早に下山します。
登りでは稜線コースを取りましたが、下りは残雪の多い下段の山腹コースを取り、二人は簡易アイゼンを付け雪渓歩きを楽しみました。
木道に腰を降ろし、下りてしまうのが心残りなほどの綺麗な空気と景色を満喫してから最後の下りです。
リフト手前の姥ケ岳中腹では、スキーとスノボーを楽しんでいる人たちが見えます。

リフト乗場下山 14時20分

露天風呂のある「月山志津温泉 つたや」でのんびりと汗を流し、帰路に着きました。
途中、村上市でTさんお勧めのラーメン店「ちくに」を探しましたが、村上大祭中のため休業中・・
7号線沿い「みかく亭」で、Tさんは「あんかけ五目ラーメン」Aさんは「坦々麺」僕は「味噌ラーメン」を頂きました。
味は、なかなか美味しかったです。
秋にはまた行きましょうと相談し、再び高速道路に乗り二人を集合場所まで送って
8時帰宅となりました。

いつも単独登山がほとんどでしたが、こう言うのも楽しくていいななんて思える登山となりました。

Aさん、Tさん、ありがとうございました。

登り3時間
下り2時間20分
(休憩含む)
 
ヘッポコ登山記録