二王子岳(敗退) 登山記録

201336  s.k

1421m 新潟県新発田市

単独 晴れ後曇り

                       

 

6:30 南俣

7:20 二王子神社

8:30 一王子小屋

9:37 独標

10:43 油こぼし手前 撤退

12:30 二王子神社下山

13:20 南俣

 

本日の登山者

 

登り

須藤(中峰より登っているとの情報)

スノーシュー1(先行・下り)

スキー1(先行・下り)

 

下り

スキー2

ツボ足・スキー1

ワカン2(新発田)

スノーシュー4

ワカン1

 

林道の除雪はまだされてなく、南俣集落を直進した林道脇に車を停める。

神子石辺りより、右手の尾根に上がり冬道となる。

1時間10分で一王子小屋到着。雪にすっぽりと覆われている。

小屋裏で、櫛形山脈と下界を眺めながら朝食をとる。

再び右手の尾根に上がり独標まで冬道を行く。

1時間で独標到着。

この辺りから吹き晒しになり風が強い。

尾根に出ると強風となりトレースがところどころ消えている。

わずかに足跡の踏みしめられた雪の凹凸が確認できるか、または全く目視出来ず道を外すと吹きだまりでは膝まで潜る。

ややアイスバーンになっているピークを過ぎて、油こぼしに取りつこうとし前進したところ右手に入るのが早すぎた。

小雪庇の影に入り、風を避けて一休みする。

山頂は目前あるが、この場所よりかなり強い地吹雪となっている様子が見える。

少し先を行ったところスキーのトレースがあり、それを目安に進む。

再び地吹雪となり、トレースも無くなり油こぼしを越えてもおそらく立っていられない状態だろうと、油こぼし前で撤退することにした。

 

風の当たらない場所では快適そのもの。

下りでは何人かとスライドしたが、山頂には行けたのだろうか。

下るにつれ雪が柔らかくなり、総重量85kgは時々足がズボッと埋まりバランスを崩す。

心地よい疲労感の中、南俣に到着したころには雨が降ってきて少し濡れてただけでセーフだった。

 

本日はワカン・アイゼンを携行したが全行程ツボ足で歩いた。

油こぼしから先も、道を外さなければ雪も締まっておりおそらくツボ足で山頂まで行けると思う。

 

次回は飯豊連峰を前面に見れる天候のいい時に来よう。

 

 

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神社への林道は除雪されていない

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登山としては冬しか通らない参拝道

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二王子神社

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一王子小屋。完全に埋まっている。

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一王子小屋裏手から櫛形山脈を見る

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定高山・独標。積雪4m70p

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風が強まりガスの中になる

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撤退、油こぼしを振り返る。

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五頭連峰

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櫛形方向もガス気味になって来た

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中央の緑が五十公野山、その先の霞んで見えないところが新発田市街地

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風を避けて休憩。カップヌードルが旨い!!

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下山。神社キャンプ場の炊事場もこの通り。

ヘッポコ登山記録