月山 |
2013/6/26 s.k |
1984m 山形県鶴岡市他 |
天候 晴れ後曇り さと・ヘロ・おっこ・みぃ・ヘッポコ |
(ヘロ車) 平日(水曜日)にも関わらず、常連4名に2回目参加のみぃさんを加えて5名が集まった。 中条インターに5時集合。全員時間通りに集まり、いざ出発。 車中でも楽しい会話が弾み、退屈しない。 道の駅「しゃりん」で休憩を兼ねて朝食を取る。 アクセス2時間30分、月山山麓に入り予定登山口の弥陀ヶ原への林道を車で詰めるが、4合目で冬季閉鎖通行止め(7時30分)。 開通は翌日の10時とのことであった。7月1日に山開き情報など散々ネットで調べたが、肝心な事の確認を怠ったばかりに無駄な時間を使ってしまった。 まだ時間に余裕はあるので1時間30分を掛けスキー場へ回る。 身支度をして歩きだすと姥沢は残雪で完全に埋まっていて、姥ケ沢小屋を押し潰すほどだった今冬の雪の多さを物語るようだった。 9時20分
スキー場リフトに乗る。 いつもならリフト下は、ニッコウキスゲ・ハクサンチドリなど沢山の花々が咲いているのだか、今回はノウゴウイチゴや僅かなニッコウキスゲなどが咲いている程度で、7月1日の開山以降も十分楽しめるものと思う。 本日はスキー客が9割、登り下りを合わせ登山者は30名ほどか。 9時40分
姥ヶ岳への登り開始 用意した軽アイゼンは使わず、スキーを楽しんでいる人達を横目に全員キックステップで滑らないように登る。 今回は下山でもアイゼンは使わなかった。 残雪を登り切ると木道が現れ、山頂付近はチングルマ・イワカガミ・ハクサンチドリの花園。 10時姥ヶ岳山頂 しばらく夏道(木道)が続き、花の写真を撮りながら進む。 最後尾の僕は、シャッターに時間を取られかなり置いて行かれてしまった。 牛首手前で再び雪渓に乗り残雪歩きとなる。 そして渡り切ったその先は石畳・ガレ場の急斜面となる。 登りはヘロさんにリードしてもらった。 ヘロさんは午後から天候が崩れる天気予報を心配していて、先を急ぎ休憩の回数が少なくてハイスピードだ。 延命地蔵は鍛冶稲荷の祠に移動されていた。 ここまで来ればあと一息。 11時25分
月山山頂 山頂の花園は、ハクサンイチゲが満開でその中にちらほらとクロユリが咲いていた。 去年のような沢山のクロユリはまだ見られない。おそらくこれから咲き始めるものと思われた。 小屋はまだ閉鎖された状態でこれも想定外、そして神社も無人のようだった。 遊歩道を散策して神社裏手の「三角点」を目指す。 神社横の残雪をトラバースして裏の登山道に入って三角点を探すが、風も強く前方の視界も悪く見つけられずに引き返す。 神社の境内に入り風を避けて昼食を取った。 今回も女性陣からの差し入れが沢山あり、ヘロさん曰く「オカズは持って来なくておにぎりのみでいいわ」 女性の皆さん、大変ご馳走様でした。 食事している間も気温も下がってきて指先が凍えるほど。 写真を撮って長居はせずに下山する事とした。 12時10分
下山開始 下山は僕が先頭を行く。 ガスと風はますます強くなり、牛首からは雪渓コースをショーカットする予定だったがガスのため視界が無く登りで来た道を行くことにした。 姥ヶ岳は沢から吹き上げる風の通り道。 身体が飛ばされそうなほどの強風の中を歩き、木道でも時折バランスを崩してしまう。 姥ヶ岳からの残雪下りでさとちゃんは尻セード・・・しかしスプーンカットの残雪は固くて可愛いお尻が打撲した模様? 13時40分
リフト下り場下山 登り
1時間40分 下り
1時間30分 温泉は「志津温泉つたや」で汗を流した。 中条インター到着 18時 ガスと風は強かったものの雨にも当たらず、花の月山を楽しく登れた。 帰路も順調、予定時間通りの到着となり、再会を約束して解散とした。 |
想定外の通行止め |
リフト乗り場へ |
姥ヶ岳へ 残雪の斜面 |
楽しい雪渓歩き |
イワイチョウ |
ハクサンチドリ |
姥ヶ岳を下ってからの風景 |
チングルマ |
ウスユキソウ(エーデルワイス)とチングルマの綿毛 |
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ミヤマキンポウゲ |
カラマツソウ |
ハクサンイチゲ |
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シラネアオイ |
エゾツガザクラ |
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あと一息で山頂 |
ガスの流れに浮かぶ山頂月山神社 |
クロユリ |
ハクサンイチゲの群生 |
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ニッコウキスゲ(リフト乗り場で) |
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楽しい一時でした |
強風の中、小屋の横にデポしたザックを回収 |
志津温泉つたやにて |
迂回を含む本日の行路 |