石転び沢出合まで

2013612 s.k

山形県

晴れ さと・ヘッポコ

                       

 

前日は取引先との飲み会で、久しぶりに二日酔い。二日酔いだけならまだしも、下血が・・2回も便器が血の海になってしまい、貧血を起こしそうになりどうしたものか。

体調が悪かったら、引き返せばいいと早めに家を出た。

コンビニで今日の同行者のさとちゃんとタイミング良く鉢合せとなった。

1時間30分、車を走らせて 登山口の天狗平に到着。

平日にも関わらず、車は10台ほど停まっている。

 

今日の目的地は「石転びの出合」まで。

930分に林道を歩きだした。

 

新緑の温身平には日が差し込み、清々しい空気が漂う。

右手の沢からは、雪渓を撫でてきた冷気が下りてきて身体に当たり気持ちがいい。

温身平を過ぎて砂防ダムまで林道を歩き、ダムの階段を上がるとそこからが登山道となっている。

石転び沢は融雪で大量の水が流れている。

「うまい水」1030

 

この先は何度か高巻をして、登山道の崩落もあり、沢では道があやふやな部分もあった。

本雪渓が現れ、足場と進路を確認しながら安全な部分を歩いて雪渓に乗る。

あとは雄大な雪渓歩きとなる。

 

地元はこの日34度もあったらしいが、ここ石転び沢は寒いくらいの気温で、紫外線も強いので長袖を着る。

左右の尾根と雪渓のコントラストが綺麗だ。

大きな雪塊がキノコ型に鎮座していた。これは先日来た時に無かった物で、前方を見ると白く滑って来た跡が確認できる。

石転びの出合に到着してからも、その白い線は雪渓の上部へと繋がっていて、おそらく中央部の「雪崩の巣」から滑ってここまで来たものと思われる。

 

「石転びの出合」に到着、1130

ここまで2時間、前方の雪渓には2名の登山者が胡麻つぶのように小さく見える。

雪渓の上でランチタイムとする。

1時間もゆっくりして下山開始。

 

尻セードをやってみるが、斜度が足りずに進まない。

下りの雪渓はあっと言う間に終わってしまった。

夏道に入り危険な所は慎重に下る。

ダムを過ぎて温身平に到着。マイナスイオンをたっぷり吸ってエネルギーを補給。

 

ここからはセラピーロードを歩いた。

去年ここに来た時はたくさんのブナの新芽が出ていて、ブナもやしを収穫して行ったが、今回は林の中まで乾いていて新芽が一本もなかった。

ブナの芽にも当たり年とかがあるのだろうか。

 

1420分 天狗平に到着。

飯豊山荘に寄った所、営業は15日からと言われる。

川入荘に向かい、去年も利用した露天風呂に入る。

身体を洗っていると、アブが一匹寄ってきて油断した隙に足を噛まれた。

痛くて飛びあがった。

 

関川村に入り、アイスクリーム・コーラ・ラーメンでお腹を満たし帰宅した。

下の方は最後まで異常なく、普通に歩けて良かった。

 

次の山行は月山、そして78月と超ハードな山行を計画している。

天気との兼ね合いもあり全部実行はおそらく出来ないだろうが、今の内に足を作っておきたいところだ。

 

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雪渓に乗った

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巨大な雪塊 写真最奥の石転び沢上部から滑って来たようだ

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石転び出合から上部を眺める

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ヘッポコ登山記録